前節は1-4で敗戦をし、上位争いに残るためには連敗は避け、アウェイでも勝ち点３が欲しい試合。

これまで大きくスターティングメンバーを入れ替えることはありませんでしたが、この試合ではGKにはNo.1 永井 建成が入り、ここまでCBとしての出場が多かったNo.22 松浦 航洋が右SBに入ります。

並びも4-5-1に変更し、トップ下にはNo.29 小谷 健悟が入りました。

しかし、立ち上がりからホンダロックペースの試合が続きます。

何度かピンチも招く場面もありましたがリーグ戦初先発の永井がシュートを防ぐなど、押し込まれてはいますが最後の局面では身体を張って守ります。

その後は少しずつボールを回せる時間帯が続きますが効果的な攻撃でシュートまで持ち込むことが出来ません。

前半のアディショナルタイムは2分。

この流れなら０−０で前半を終えることが出来ればと思っていたアディショナルタイム45＋2分。

No.24 佐藤 諒のCKから松浦がヘディングで決め、前半を１−０で折り返します。

後半はホームで勝利したいホンダロックSCがより圧力を前にかけてきて、サイドから攻撃を試みる時間帯が続きますが、1対1の場面で相手に粘り強く戦い、決して自由にはやらせません。

後半途中からNo.39 森本 ヒマン・No.3 薬真寺 孝弥を投入するとロングボールから森本を起点としてチャンスを演出します。

森本、No.7 チョ ヨンチョル、途中出場のNo.14 加藤 博人、佐藤とカウンターの流れから決定的チャンスを迎えますが、どれもゴールネットを揺らす事は出来ません。

終盤はピンチを迎えることもありましたが、GK永井を中心に全員がハードワークをし、1点を守り切りアウェイで貴重な勝ち点３を獲得しました。

「ボールを支配して、ゲームを支配する」という小川監督が掲げるゲームとは異なったゲームになってしまった部分もあります。

しかし、自分たちの理想を目指すためにあえて、その理想とは異なった展開になっても選手たちがファイトして、勝ち点３を獲得できたことはこれからの終盤戦に向けた戦いできっと活きて来るでしょう。

次節は10月3日（日）でホーム枚方陸上競技場での試合。

これまでは国体予選や再開試合などで試合の感覚が開く事なく試合が続きましたが、次節まで2週間の準備期間があります。

しっかりと切り替え、準備をして次回のホームゲームでは必ず勝利できるように準備をしていきます。

次節＞第24節 VS　FC刈谷

10月3日（日）13：00キックオフ

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